2011年までには12億人の人々がオンラインになる、と言われる中、インターネットは大量の情報と、膨大なeコマース取引を生み出している。

この10年以内に、すべての購入に結びつくもっとも影響のあるものは商品に関連付けたバーチャル体験となり、より多くの金がオフライン上マーケティングよりもいくつものペルソナに対するオンラインマーケティングのために使われるようになるだろう。ユーザー行動の変化は、ジェネレーションバーチャル、いわゆる”Generation V”によって引き起こされるだろう。

世代の分類付け、名前付けは、現在分類可能な世代と異なる層があらわれたときに行われる。年齢や人口、商品ターゲティングの際のセグメントとして、ベビーブーム世代、ジェネレーションXなどがこれまでつけられてきた。

ジェネレーションVは態度や興味がオンライン環境と混ぜ合わさった中から現れるのが特徴だ。ベビーブーマーやその上の世代と若者の双方がオンライン上のバーチャル環境に参加することで、世代間の特徴が分類しにくくなる。消費者はセグメント分けされた自分の世代から他の世代へ、様々な理由で様々なときに、必要に応じていくつもの世代を掛け持ちして活動するようになる。

過去の世代分類手法とは異なり、ジェネレーションVは年齢・性別・社会環境や地理では定義付けられず、デジタルメディアを用いた情報収集やナレッジ共有の達成、利益、嗜好が軸となる。ジェネレーションVは複数のペルソナ、またときには匿名のペルソナを作り、コミュニティやビジネスなど情報をコントロールし、分類する。

Web2.0はバーチャル環境やソーシャルネットワークコミュニティが強力な影響を与え、コントロールが企業からユーザーへ移行するV-dayを予感させた。これまでの知恵は1to1ターゲットマーケティングキャンペーンやクロスセルのためのユーザー情報の取得であるのに対し、ジェネレーションVの現実は複数のペルソナ(例:アマゾンレビュアー、eBay販売者、セカンドライフアバター、WOWブラッドエルフ、digger,ブロガー、Youtuber)を持つことであり、彼らの影響力の増大は、消費者のオンラインペルソナが現在のビジネスの主導権を握ることになる。

消費者の本当の情報を知ることは重要でなくなる。大企業のデータプロバイダやビジネス情報、アナリストマーケットはユーザーのデモグラフィック情報(人口動勢)の収集から、サイコグラフィック情報(心理学的な特性。趣味、嗜好、ライフスタイル、価値観)にシフトし、彼らの様々なペルソナの行動を理解しに走るだろう。企業は複数の、インタラクティブなバーチャル環境を作り、消費者に商品の購入を導くようになる。これにより、企業は消費者の行動をより深く理解し、何を探し、なにを購入し、誰がなぜ購入の道からそれていくを分析できるようになる。

ジェネレーションVの登場はITが消費者まで行渡った直接的な結果である。消費者のIT化は、ハードウェアが購入の可否と、消費者主導型のインターネット配信型のサービスの増加により、ますます拡大していく。これらの機能を活用する消費者は、関心レベルの非常に高い参加型インタラクションに接触することになり商品・サービスの購入に直結するのは明確である。よって今後との構造的にも印象的にもトレンドにもっとも影響を与えるものとなると考えられる。

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