Linden Lab VP Ginsu Yoon氏のブログで「ブログの時代は終わった」記事についての言及。

WIREDの記事を例にあげて、どういうポジションで自分は考えているか、を語っています。

アプローチの仕方が面白く、ネットサービスの流行はニューヨークの人気のバーを探すことと似ている、という表現がわかりやすい。

ニューヨークの最新のナイトスポットは、入りたくても誰も入れない。ベルベットロープを張り巡らし、屈強なドアマンを入口に立たせ、普通の人は入れない。かわりに、セレブやAリスト(招待客クラス)が入っていく。だからこそ一般層はその場所についてはその場所がどれだけかっこいいか、いい場所かの噂だけが盛り上がる。

1年以内に、その場所は最新ではなくなる。Aリストたちは次の「最新のナイトスポット」に流れていく。やっと一般層も入れるようになるが、逆に行きたくなくなってしまう要素がたくさんある。セレブと同じ場所、なんて理由で盛り上がっている、本来の客層でない人間が大量にいて、割高な酒を喜んで飲んでいる環境を目にする。

その後1年くらいたつと、その層もでていって落ち着く。バーそのものの環境は維持されるが、ベルベットのロープやドアマンはいなくなっている。流行りものにのっかる層も来なくなる。このころが一番いくのに適している。

ブログも今その状況にあるのではないだろうか。って感じ。

さて、これはアメリカの話。ビジネス用途でネットがフル活用され、仕事関係がつながり、より自分の立ち位置を強めるため、ブログを書き、様々なところに関わっていく。ネットで影響力を持つ=ビジネス界で影響を持つ状況に等しい状態が一通りできあがったところで、個人の力の限界がきた。超有名人になるか、いわゆるチームで運営する有名ブログサイト(日本にもあるGigazineとかGizmodoとか?)になれなくなった今、ブログは終わった、と言われている。

日本はどうだろうか。
ウェブキャンペーンでのブログ(ハジケルジャクソンとか)はいくつもあるだろうが、個人の人脈拡大のためのブログ、企業ブランドイメージ拡大のためのブログはまだまだだ。

社長ブログはしょせんIT業界内でのPRのためのレベルしかいまだにない。(最大でサイバーエージェント社長ブログくらい?)
これが、トヨタ自動車社長ブログくらいの状況にまずならないと、アメリカのIT系ニュースに踊らされて「ブログは終わった」と言うのをみんながおっかける。これにはまだ早い。

セカンドライフに関しては珍しく同等レベルのスピードで取り上げていたわけですが、それは「仕掛ける側」のほうがアメリカと同等レベルの感覚にいたからこそ。メルティングドッツも海外の事例よりも早く様々なコンテンツを仕掛けている。(セカンドライフ会員登録ページは全世界で3番目、組織でのラストネーム、リアルイベント+マシネマ活用など)

しかし、セカンドライフを理解するレベルに全員がなるには時間がかかります。だからこそ一回ブログまで降りてくるべきなのだが、そうなるとアメリカの文化のコピーからやり直さなければならないはがゆさ。

そういう意味で、自分の発信をネット上でより広げられる可能性のあるものを、探し続けている。

リアルタイム、はやっぱりキーだと思う。

• Posted in : 大志

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