ひさびさにブログを書く。

下記記事を読み久々に書きなぐってみようと。

起業家は「まず日本」でなく「世界」目指せ–孫泰蔵氏がSamurai Venture Summitで講演http://ff.im/-DJUJ7

まず、「世界に出る」ことがなかなか厳しいことを最近つくづく感じている。

数年前に社員をたくさん増やした際に、世界に出るための事業転換を行なうにあたり、英語ができない社員が多く切り替えそのものができなかったというミスを犯した。
当時全員TOEICを受験をしたり、全員をアメリカ出張に連れて行ったりして、マインドの変化にも期待したがそうしたからといって何かが変わるわけでもなかった。

事業転換を進めるごとに、英語が必要な状況が増えていき、英語を使える少数のメンバーに負荷がかかっていった。

海外からのメールひとつ、パワポひとつとっても、全体に共有するために毎回翻訳するという手間が発生した。

結果的に、日本国内、日本語だけでやるビジネスがなにかないかを無理矢理考えるという本末転倒な失敗もしたうえで、みんな離れ離れにならざるを得なくなった。

身軽になると、やるべき方向に集中できるようになった。次に起こしたアクションは、欧米圏とのビジネス関係作りだった。
かといって、主導権を握れない、欧米サービスの国内輸入や代理店的なものにはあまり手をだしたくなかった。

いったん開き直り、代理店ではなく、直接的に関わる欧米企業なリエゾンをやることにした。
提携関係というよりは、欧米企業組織の中に入る形で彼らの会社の名刺を持って動いた。

これにより、リアルで会わずに仕事を進める文化など、日本企業ではまず起こり得ない働き方を
日本国内にいながら学ぶことができた。

また、ラッキーなことに、この会社はバイアウトに成功し、ベンチャーからエグジットまでの流れも体験できた。

次は自分自身でこのような組織を作ろうと思う流れになる。
安易だが、まずシリコンバレーに住んでから、現地で起業しようと考えた。

ここで最大の壁にぶち当たる。アメリカに住むにはビザが必要だった。

日本人がアメリカに長期滞在する場合、投資家ビザまたは労働ビザ、または永住権グリーンカードが必要になる。
(具体的には Eビザ、Hビザ、Lビザ。Eビザの会社のスポンサーの50%は日本人がオーナー・・・など色々あるが割愛。
気になる人はビザでぐぐってみてください。)

採 用や宣伝には人脈構築をするのが非常に大事にも関わらず、まずその場に住む、ということができない。
マークザッカーバーグがある日ボストンからシリコンバ レーに引っ越した話は有名だが、
それはアメリカ人だから簡単にできるのであってぼくらも同様にできるわけではない。行動力だけでなんともならないのだ。

ちなみにこれは諦めろという意味ではない。今自分は永住権の取得に関し動いている。
やるならば日本で起業する以上に相当しんどい、ということを伝えたいだけだ。

このことから、今考えられる若くして(対して資金も持たずに)現実的に「世界に出る」方法は以下。

・アメリカの大学にいき、そこでできたアメリカ人の仲間と在学中に起業。学生ビザから労働ビザにその友人のつてで切り替えてもらう。
(注意:結果論としてこうなるだけで、学生ビザ中に働く意思は絶対に見せてはいけない)

・新卒でアメリカ企業に就職し、滞在中に永住権申請を行う。またはその企業内のアメリカ人と起業する。

・抽選永住権をあてて渡米する。

・一億円自分に投資してくれる人を見つけてその金で永住権、またはビザ取得。

・日本で成功して、十分に資金をもったうえで米国参入。

・番外編 アメリカに生まれて二重国籍をキープする。

 

こ の中で、日本で成功してから米国参入、は響きはいいが、下手すると英語をできない大量の日本人スタッフを抱えてしまうリスクがある。

まず日本で成功にも大 変だが、スタッフに関してはある時期までに改革をしないと、負債になってしまう。楽天やユニクロはいち早くこれに対応しているように見えるが、駄目な人に どういう判断が下されるか気になるところだ。

ちなみに、わざと「日本企業に就職して、米国子会社に出向、海外転勤ビザで渡米、その後起業」は外した。たぶんこれだけで5年~10年くらいかかりそうな気がするからだ。(サイバーエージェントアメリカとかなら違うかも?)

 

一方、オバマ政権中に、スタートアップビザなるものができあがるかもしれないと言われている。
http://jp.techcrunch.com/archives/20100224startup-visa-jobs-green-card/

自分は会社法改正による一円起業の恩恵に預かってきた身だが、数年後の世代はこのスタートアップビザを当たり前のように使って海外でチャレンジして欲しいものだ。

自分の思いでは、日本国内から世界中で使われるウェブサービスを作るのは相当厳しいと思っている。

日本語版と英語版を同時に出してもさほど意味はない。

まずはアメリカに身を置く環境を作らなければならない。

• Posted in : 大志

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